2010年7月26日月曜日

Train Accident News:2010/07/25

  • スイス脱線 日本人27人死傷 寒暖差、線路ゆがむ?(産経新聞)
     スイス南部バレー州で観光列車「氷河特急」が脱線した事故で、兵庫県尼崎市の女性(64)が死亡したことが24日、分かった。現地ツアーを組んでいた全日空グループ会社のANAセールス、JTB、阪急交通社の各社の情報を総合すると、少なくとも14都道県の77人が3社のツアーに参加。尼崎市の女性のほか、計26人が重軽傷を負った。 [フォト]あらたに1人が意識不明 スイス脱線事故の復旧作業  ANAセールスは、添乗員も含めた15人が乗車。死亡女性のほか8人が負傷。うち横浜市の女性(71)と千葉市の女性(62)の2人が重体となった。JTBは添乗員も含めた22人のうち、17人が負傷。群馬県の男性(61)と同県の女性(55)が集中治療室(ICU)で手当てを受けたが、症状の詳細は不明という。阪急交通社は添乗員も含めて40人。けがしたのは1人だった。 地元警察は現場検証など事故原因の本格究明に乗り出したという。 氷河特急はツェルマットからサンモリッツまでの約270キロの主要ルートを約8時間で結ぶ。事故は23日正午(日本時間午後7時)ごろに起きた。現場は観光地ユングフラウに近いフィーシュとラックスの間の山中で、6両編成の列車の後方3両が脱線、5、6両 目の� ��等車2両が横倒しになった。 【ロンドン=木村正人】 「氷河特急」の事故原因についてスイスのノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング紙(電子版)は24日、「詳しい原因は不明」としながらも、前日からの気温の寒暖差で線路がゆがんだ可能性が指摘されているとした。「氷河特急」の広報担当者は産経新聞に「原因については調査中」とだけ述べ、地元警察からの情報として「事故当時の乗客は210人で、日本人女性1人が死亡した。42人がけがをし、うち現在11〜12人が病院で治療を受けている」とした。【関連記事】・ スイスで絶景ツアー暗転 脱線で日本人39人死傷 ・ スイス脱線事故 被害者家族ら無言で現地に ・ 首相「できるだけのことを」 スイス脱線事故 ・ スイス脱線事故 「安全神話」は崩 れた ・ 人気の「世界一遅い特急」 年間で日本人7万人が利用 スイス脱線事故 ・ 再びの「ねじれ国会」。菅政権の課題について有識者に聞いた
  • スイス脱線 氷河特急3割が邦人 高額ツアーも年配に人気(産経新聞)
     日本人観光客が死傷する事故が起きたスイスの観光コースは、登山鉄道などを乗り継ぎ、雄大なアルプスの景色が楽しめるとあって、外国人観光客に人気が高い。日本からも中高年層を中心に毎年多くのツアー客が訪れており、今回被害にあったのも、熟年カップルや中高年者が多かった。 スイスは日本の九州ほどの大きさで、夏の今がハイシーズン。マッターホルン、ユングフラウなど、世界に誇る美しい山を中心とした雄大な自然が有名だ。JTBのアンケートでも「鉄道で行ってみたい場所」として、スイスは北海道に次ぐ2位に選ばれたことがある。 中でも脱線した「氷河特急」は、スイス旅行の目玉の一つ。年間約25万人の観光客が利用するとされるが、そのうちの約7万人が日本人だという。 急勾配(こうば� ��)� �多く、全線の平均時速は約30キロで「世界一遅い特急」として知られ、ツェルマットとサンモリッツを結ぶ約270キロを約8時間かけて走る。最高海抜2千メートルという山岳地帯で、涼風と風景を楽しむはずの列車で事故は起きてしまった。 今回、全日空のグループ会社、ANAセールスが販売したツアーは8日間、列車などでスイスを周遊し、日本語ガイドが同行する3回のハイキングがついていた。 参加した15人のうち12人は60〜70代。1人約43万〜45万円とほかの海外旅行に比べて高額だが、人気は上々だったという。 JTBのツアーも8日間で55万9千円。60代の熟年カップルが中心で80代も2人参加していた。登山の装備がいらず、80代でも問題なく参加できる手軽なものだった。 高� �植物 の観賞などハイキング向きなところも、高齢者に人気が高い理由のひとつだ。
  • 上田で突風 3人けが 倒木や屋根・看板吹き飛ぶ(信濃毎日新聞)
    舞田の上田電鉄別所線舞田駅近くでは、架線に細長い金属が絡まり、午後6時10分すぎから全線で運休。バスで代行輸送をした。各地で停電も発生した。 長野地方気象台によると、この日は上空に寒気が流れ込んだ上、晴れて気温が上がったため積乱雲が ...
  • 連日の猛暑で線路が膨張 東武伊勢崎線、一部運休(朝日新聞)
    栃木県足利市高松町の東武伊勢崎線で23日午後3時45分ごろ、普通列車の運転士が線路の異常を発見した。東武鉄道によると、レールが6~7メートルにわたり1.5センチほど左側に膨らんでいた。この数日の暑さで膨張したらしい。 ...
  • 空自百里基地で航空祭 「神戸線運休」で注目(47NEWS)
    スカイ社は6月、基地の航空祭や観閲式でダイヤに制約を受ける可能性があるとして、茨城空港で唯一の国内定期路線だった神戸線を9月から運休すると発表。注目を集めたが、その後「問題が解決した」と10月からの再開を表明した。 ...
  • <保守車両追突事故>作業責任者も「前方見ず」 山陽新幹線(毎日新聞)
     神戸市須磨区の山陽新幹線須磨トンネル内で保守車両同士が追突した脱線事故で、追突した車両の運転手だけでなく同乗の作業責任者も「前を見ていなかった」と兵庫県警の調べに供述していることが24日、分かった。追突された車両の乗員が「(事故直前に)警告用の白色灯を4回点滅させた」と話していることも判明。県警は2人の前方不注意が事故の原因となったとの見方を強めている。 県警によると、追突された車両の最後尾には、停止時に点灯させる赤色灯と、警告用の白色灯が設置されている。追突された車両は後方から車両が近づいてくることに気づき、数百メートル先から白色灯を点滅させたという。 調べに対し、追突車両の運転手は「(白色灯に)気づかなかった」と供述、責任者も「前を見ていなかっ� ��」� �話し、いずれも警告を見逃していた。 一方、追突車両には衝突防止装置があり、事故直前に「停止、停止」というアラームが鳴っていたことが確認されている。運転手はアラーム音を聞いていたが、責任者は約1メートル離れた位置におり「鳴っていなかった」と説明しているという。【村上正、近藤諭】
  • 保守車両追突事故 作業責任者も「前方見ず」 山陽新幹線(毎日新聞)
     神戸市須磨区の山陽新幹線須磨トンネル内で保守車両同士が追突した脱線事故で、追突した車両の運転手だけでなく同乗の作業責任者も「前を見ていなかった」と兵庫県警の調べに供述していることが24日、分かった。追突された車両の乗員が「(事故直前に)警告用の白色灯を4回点滅させた」と話していることも判明。県警は2人の前方不注意が事故の原因となったとの見方を強めている。 県警によると、追突された車両の最後尾には、停止時に点灯させる赤色灯と、警告用の白色灯が設置されている。追突された車両は後方から車両が近づいてくることに気づき、数百メートル先から白色灯を点滅させたという。 調べに対し、追突車両の運転手は「(白色灯に)気づかなかった」と供述、責任者も「前を見ていなかっ� ��」� �話し、いずれも警告を見逃していた。 一方、追突車両には衝突防止装置があり、事故直前に「停止、停止」というアラームが鳴っていたことが確認されている。運転手はアラーム音を聞いていたが、責任者は約1メートル離れた位置におり「鳴っていなかった」と説明しているという。【村上正、近藤諭】
  • 保守車両衝突 工程表見落とし(NHK)
    警察によりますと、追突された車両は事故現場を含む上り線の4.8キロの区間を何度も往復してレールの保守作業をしていましたが、追突した車両を運転していた作業員は、警察の調べに対して「作業の工程表を一部見落とし、往復して作業していることは知ら ...
  • 支局長からの手紙:3連続失策? /滋賀(毎日新聞)
    JR湖西線で行って、近江今津駅からタクシーに乗った方がいい」との助言を受け実行したのですが、吹田駅内の人身事故で電車はだだ遅れ。10時の開幕に余裕をみて、9時10分に近江今津着予定の新快速に乗ったのですが、駅の電光表示では「35分遅れ」 ...
  • ツアー客4人が帰国=スイス氷河特急事故―全日空(時事通信)
     スイス南部のアルプスで起きた観光列車の脱線事故で、全日空子会社「ANAセールス」のツアー客14人のうち、けがのなかった4人が25日午後、帰国した。 全日空によると、ほかのツアー客は自身か家族が負傷しており、スイスの病院やホテルに滞在している。 【関連ニュース】 ・ 【特集】民間機ミュージアム〜B787ついに初飛行〜 ・ 沈痛な面持ち、家族ら現地へ=スイス氷河特急事故 ・ 邦人女性1人死亡、38人負傷=「氷河特急」脱線 ・ 「安全確認が最優先」=緊急招集で対応に追われる ・ 氷河特急脱線、邦人ら負傷=1人死亡、42人けが
  • 大阪環状線でATS誤作動 京橋駅、影響1万人以上(MSN産経ニュース)
    25日午後2時ごろから午後5時すぎまで、JR大阪環状線の京橋駅(大阪市城東区)の手前500メートルに設置されている自動 ... 外回りだけでなく内回りにも運休や遅れが出て、1万人以上に影響した。 JR西日本によると、トラブルは午後2時ごろから ...
  • 茨城県の航空自衛隊百里基地で航空祭 多くの航空機ファンや家族連れで ...(FNN)
    茨城県の航空自衛隊百里基地で航空祭が行われ、多くの航空機ファンや家族連れでにぎわった。 百里基地の航空祭は、自衛隊の活動をPRするため毎年行われているもので、目玉のブルーインパルスの曲技飛行では、大空いっぱいにスモークが広がり、ひときわ ...
  • 脱線事故遺族がスイス到着…氷河特急は再開(読売新聞)
     【ジュネーブ=柳沢亨之】スイス南部で起きた観光列車「氷河特急」の脱線事故で死傷した日本人観光客の遺族や親族が25日、ジュネーブに到着した。 死亡した兵庫県の女性(64)の遺体は、事故が起きた南部バレー州からジュネーブに運ばれ遺族が迎える。一方、事故を起こした鉄道会社「マッターホルン・ゴッタルド鉄道」は同日、観光列車の運行を2日ぶりに再開した。新たな再発防止の具体策は取られていないという。 日本外務省などは被害者の氏名を公表していないが、亡くなったのは夫婦で旅行していた兵庫県尼崎市の「クニモト・ヤスコ」さんとみられる。ジュネーブの空港に到着した息子ら6人は、当初、現場に近い安置所へ向かう予定だったが、ジュネーブで遺体と対面することになった。 空港で遺� ��と� �会した在ジュネーブ出張駐在官事務所長によると、息子はショックを受けていた様子で、「一刻も早く父に会い、母に会いたい。(事故について)色々分からないことがある。何が起きたのか本当のことを知りたい」と話していたという。 事故現場では車両が撤去され、25日の始発から運行が再開された。同鉄道の担当者は本紙に対し、「レールに損傷はなく交換していない。25日早朝には試験走行を3回行い安全を確認した」と説明した。
  • 大阪環状線でATS誤作動、電車25本停止(日刊スポーツ)
    25日午後2時ごろから約3時間、大阪市城東区のJR大阪環状線外回りで、京橋駅の手前約500メートルに設置されている自動列車 ... 外回りと内回りで部分運休を含め11本が運休、23本が最大11分遅れ、大阪の夏の風物詩、天神祭の見物客ら約1 ...